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0. 準備

ここで行うのは道具の準備だけです。 2要素認証の設定で手間取ることがあるので、締め切り当日に始めないでください。

必要なもの 確認方法
Git 本体 ターミナルで git --version を実行するとバージョンが出る
GitHub アカウント github.com にログインできる
VS Code 起動できる
チームの Organization への参加 GitHub の自分のページから、チームの Organization が見える

VS Code と Git は別物です。 VS Code は編集画面を提供するエディタで、履歴を記録しているのは裏で動いている Git です。 ここを混同したままだと、次の章の「Git と GitHub は別物」でさらに混乱します。

VS Code 自体のインストールは Pico SDK と開発環境の構築 で扱います。 どちらを先に済ませてもかまいません。

入手先は OS ごとに異なります。

git-scm.com の Windows 版インストーラ を実行します。

選択肢が多く並びますが、すべて既定のままで問題ありません。 Git Bash というターミナルも同時に入ります。

導入できたら、ターミナルで次を実行し、バージョンが表示されることを確認します。 VS Code の中でターミナルを開くには Ctrl + `(macOS は Control + `)を押します。

Terminal window
git --version

0-3 名前とメールアドレスを設定する

Section titled “0-3 名前とメールアドレスを設定する”

Git は変更履歴に「誰が変更したか」を残すため、名前とメールアドレスが設定されていないと最初のコミットを拒否します。 インストーラは聞いてこず、VS Code にも設定画面がないので、コマンドで一度だけ登録します。

Terminal window
git config --global user.name "Taro Yamada"
git config --global user.email taro@example.com

引用符が要るのは、値に空白が含まれるときだけです。 氏名は空白が入ることが多いので囲み、メールアドレスには要りません。

メールアドレスは、次に作る GitHub アカウントと同じものにしておいてください。 GitHub 上で変更履歴と自分のアカウントが結びつきます。

GitHub は、Git の履歴をインターネット上に置いて共有するサービスです。 github.com からアカウントを作成してください。

ユーザー名は、以後コミットやコメントとともに公開され続けます。 実名にするかどうかを含めて、一度考えてから決めてください。

2要素認証(2FA)の設定は必須です。 認証アプリ(Google Authenticator や Microsoft Authenticator など)をスマートフォンに入れてから始めると、途中で止まりません。 回復コードは必ず保存してください。 これを紛失すると、スマートフォンを買い替えたときにアカウントへ入れなくなります。

0-5 VS Code から GitHub にサインインする

Section titled “0-5 VS Code から GitHub にサインインする”

VS Code は、Git がインストールされていれば追加の設定なしに認識します。 左側のアクティビティバーから「ソース管理」ビューを開き、Git が見つからないという警告が出なければ、Git 側の準備は完了です。

続いて、GitHub アカウントと VS Code を結びつけます。

  1. アクティビティバーの一番下にあるアカウントのアイコンをクリックします
  2. 「GitHub でサインイン」を選びます
  3. ブラウザが開くので、認証を許可します

0-6 チームの Organization に参加する

Section titled “0-6 チームの Organization に参加する”

チームごとに、GitHub の Organization(組織アカウント)が用意されています。 astrocamp-sat-2026-a のように、チームを表す文字が末尾に付いた名前です。 チームで共有するリポジトリは、この Organization の中に置かれます。

招待はメールと GitHub の通知で届きます。 承諾するまでメンバーにはなりません。 承諾すると、GitHub の自分のページからチームの Organization が見えるようになります。